「テレビPRを強化したい」企業からの声にこたえるメディアアプローチ法
「テレビPRを強化したい」企業からの声にこたえるメディアアプローチ法

LITAではテレビへのメディアアプローチも強化しています。新聞、雑誌などの紙媒体の売れ行きが全体的に減っていく中、テレビはCM出稿も未だ減らず、影響力を維持する大きなメディアです。そして、お客様企業に対するTV取材・放送後の反応などから、やはりテレビ番組で特集として紹介された後の反響というのは非常に大きいものだということを弊社でも実感しています。また、多くの企業様より「テレビPRを強化したい」というご相談もいただいています。そこで今日は、テレビに特化したメディアアプローチ法についてお伝えいたします。
映像メディアと文字メディアの視点の違い
メディアアプローチを研究していて思うのは、『映像で伝えるメディア(テレビやネットテレビ)と 文字情報&写真で伝えるメディア(新聞、雑誌、WEB 等)では、考える視点が違う』ということです。
文字情報メディアが重要視している3つのポイントがあります。それは
■社会性ある情報か
■新規性のある情報か
■トレンド情報か
ということです。やはり、「情報の質」の部分に重きを置かれることが多いのです。
一方、テレビでは
■どんな「映像」が撮れるか
■「多くの」視聴者が興味ある情報か
に焦点があてられる傾向があります。
例えば、
「人気クリエイター」をテレビで紹介するPRを行うとします。ここでポイントになるのは、『どんな映像が取れるか』=その「人気」を映像にできるかどうか、ここが勝負になってきます。この場合の映像例として
●身近な関係者が、「この方は人気です」と口頭で説明する
というのはどうでしょう?これでは説得力が少ないですよね。
●30人の聴衆の前でセミナーを実施
これではどうでしょうか?イベントに取材を呼ぶという発想はいいかもしれませんが、一般的な聴衆が「30人」だと、正直数として微妙ではあります。
●SNSでたくさんのファンがいます!
こちらはいかがでしょう?会場に300人のファンが詰めかけました!となれば、その盛り上がりを画像で伝えることができます。しかし、実際の集まりではなくSNSというツールを介してとなると、映像にするためには何か工夫が必要となり、映像にしづらい部分があります。
テレビのニーズとマッチする企画書の具体的な提案例とは?
それでは、人気クリエイターをPRするというミッションの場合、どのような提案であればテレビのニーズとマッチするのでしょうか。
〇人気クリエイターへの企業訪問が後を絶たない。1日10社以上が事務所へ打ち合わせに。
〇打合せは40分きざみで、全企業がクリエイターの事務所にわざわざ訪問する。
〇中にはあの、有名企業のカリスマ経営者も訪れる。
→『では、その1日を密着しましょう。』
このような流れだと、関心を持っていただきやすくなります。事務所の定点カメラで1日を密着し、わずか5時間の中で、10社が変わるがわる訪問する様子を撮影することで、人気クリエイターへ依頼をするために多くの企業が訪問している様子が伝わる映像で、その『人気』を撮ることができるからです。
私達PR担当者は、そういった撮影・取材につながるイメージを相手側に持ってもらえるようアプローチしていくこと。そのためテレビの企画書には、どんな映像が撮れるのか、ヒントはたくさん書いたほうが親切です。企業HPに映像をアップしておくのもテレビにとってはよい判断材料となります。。是非、今後メディアアプローチをより進化させたい方は。
■紙媒体
■映像媒体
それぞれに視点を変えて、ニーズにマッチしたアプローチができるよう、心がけましょう!
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