プレゼンに使える!会社資料
プレゼンに使える!会社資料

プレスリリースをメディアの方に送付するのは、いくつかあるメディアアプローチの中では最もハードルが低く、誰でもすぐに始められることかもしれません。
慣れてきたら、次は電話でアプローチして、是非直接プレゼンをさせていただけるチャンスを獲得してみましょう。
メディアの方へのプレゼンの際に必要なのが、会社の資料。
「それなら、営業でも使っている会社のパンフレットがあります!」
とおっしゃる方が多いのですが、実はメディアPRの際に必要な会社資料は会社のパンフレットとは少し異なります。
なぜPRに会社パンフレットは活かせない?
きれいでお洒落な会社パンフレットを作成するために、企業はデザイナーやカメラマンに依頼し、コストをかけます。そんな会社のパンフレットがどうしてメディアPRで活かせないのか、不思議に思われるかもしれません。
もし「まずはパンフレットを作らないと!」と思っていらっしゃる方がいたら、パンフレットはまず最初に作るべき資料ではありません。
なぜなら、会社パンフレットはメディアの方の印象に残りにくい資料だからです。
もし、パンフレットをお見せしながらプレゼンをするとなると、プレゼンの順序通りに伝えたい内容が記載されていないのではないでしょうか?
またきれいにまとまった文章やイメージのような写真では、リアリティを追求したいメディアの方がほしい情報にはなりません。
会社資料はパワーポイントで!
そこでお勧めしたいのが、パワーポイントでの会社資料です。製作コストは低く、パンフレットと違って作成後も訂正がしやすい利点もあります。また、プレゼンをする相手に合わせてカスタマイズしやすることも可能です。
プレゼンの際には、多くの方にとって資料があったほうがいいです。その理由の一つは、資料はプレゼンの台本のように利用できるからです。お見せしながら、順を追って話すことができるので、伝えたかったことを伝え忘れることもなく、相手の方の印象にも残りやすいでしょう。
メディアの方への資料は、かっこよさや美しさよりも、各メディアにとって興味があるネタ(題材)であるかどうかが分かることが大事です。
例えばテレビのディレクターへのプレゼンなら、取り上げられたい番組に合う内容をパワーポイントでまとめます。番組に使ってもらえそうな写真を入れるのもポイントです。
そのような資料をお見せしながら、ご自身の言葉で語ることにより、あなたの情熱がメディアの方にダイレクトに伝わり、心を動かすことができるのです。
表紙に“〇〇会社 〇〇様へ”と宛名を書くのもポイントを上げるコツです。
また、パワーポイントでの資料作成でもパンフレットのようにきれいに作る必要はありません。会社の想いが伝わり、最新の情報が盛り込まれていることが大事です。
まずは、気負わずプレゼンに合わせた紹介資料をパワーポイントで作ってみてください。